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私たちの保育―その年齢にふさわしい体験を―

概要
0歳児
1歳児
  • 1日の流れ
  • 食事・手洗い・着脱
  • 遊び
2歳児
3・4・5歳児

1歳児 遊び

遊びの大切さについて

子どもの自然な動きを見ていると、生活以外はすべてあそんでいるのが普通です。
ごはんを食べる、寝る、排泄、おむつ交換など生活の部分であるもの以外はすべてがあそびと言えます。

やまぼうし保育園では「あそび」をこの時期の子どもにとっての学習ととらえています。
子どもはあそびを通していろいろなことを学んでいきます。
普段の遊びの中でいろいろなものに触れたり、聴いたり、見たりして五感を使う体験をしていきます。
またいろいろな動きをすることが身体の発達を促し、五感を使うことが中枢神経の発達を促します。


特に乳児期は、赤ちゃんから人間になっていく過程でいろいろな機能、感覚の発達の途中段階といえるので、たとえば、その時耳にする音についても、普通の子どもにとって心地よい、子どもに刺激が強くない音でなければなりませんね。


子どもにとって世界で一番美しい音はお母さんの子守り唄であるといわれています。
やまぼうし保育園では保育士の肉声で歌うわらべうたを取り入れています。


また、幼い頃から自分で決めて遊ぶということを大切にしています。
お部屋の中には、たくさんの学びが体験できるように空間ごとにおもちゃを配置しています。
子どもが触ってみたいな~、どんなんだろう?と興味をくすぐるようたくさんのおもちゃを発達に応じて出しています。
こうやって自分で決めて遊ぶという体験をたくさんしています。
そして、遊びながらたくさんのことを学んでいきます。

出たり入ったり

出たり入ったり イメージ

ガターンゴトーンと押し箱を電車にして遊んでいます。
出たり入ったりすることでバランス感覚が養われます。
また、中に入ると狭い、出てみると広い等の空間を認知もしていきます。

またぐ

またぐ イメージ

牛乳パック積み木を並べたらそこをまたいでみる。
「1本橋渡れ~」と歌いながらたのしくまたいでいます。(粗大運動)

積む

積む イメージ

ミルク缶を積んでいます。
壊れないように慎重に。
手先に器用さが必要です。

並べる

並べる イメージ

かまぼこ板にフェルトを張り付けた物を並べています。
黄色、青いますと言いながら並べています。(色の認知)

並べる イメージ

かまぼこ板を並べ道路にし、その上で車を走らせています。

並べる イメージ

棚の上や押し入れの淵にも色々な物を並べて遊んでいます。

ひも

ひも イメージ

プラスティックひもに太いビーズを通して遊んでいます。
手先が器用になり、目と手の協応を育てます。

入れたり出したり

入れたり出したり イメージ

パスタ容器の穴にチェーンリングを入れたり出したりして遊んでいます。
どの位上に持ち上げると穴の中に入るか?目と手の協応を育てる遊びです。

入れたり出したり イメージ

レンゲを使って入れたり出したりの遊びをしています。
肘を上げてすくっているか?等食事の際のスプーンへ移行する前にたくさん遊びます。

チェーンリングで絵を書く

チェーンリングで絵を書く イメージ

クレヨンを持って紙に書く前の段階でも。
大好きなお母さんの顔をチェーンリングで書いています。