0歳児 保育内容
1日24時間の生活リズムを最も大切にし家庭からの自然な流れ(家庭と連携して生活リズムを作っていきます)の中で機嫌よくすごすことが情緒の安定につながると考えています。
また特定の人(お家では父母がそうであるように園では特定の保育士)に対して強く感じる感情的なこだわり(愛着関係)が、後の人に対する信頼感などを作っていきます。
そしてその信頼関係を基盤に、さらに人間関係をひろげ、意欲的に物事と関わろうとしていきます…。
この事からお子様の立場に立ち、育児担当制をとっています。
授乳
担当保育士が1対1で授乳をします。
ただ飲ませるというだけでなく目と目を合わせながら「おいしいいね」と語りかけ、体の栄養だけでなく心も満足できるように心がけています。
おむつ交換
おしっこがでたら直ぐにおむつ交換します。
「お尻をあげるね」「気持ちよくなったね」と今している事を言葉にしながら交換します。
(言葉と行為を一致させます)
引き起こし
首がすわり足腰やお腹の力がついてき、握力も発達してくるとおむつ交換後に子どもが自分の力で起き上がるのを大人が援助するようにします。
お部屋
0歳児のお部屋。
さまざばな素材のおもちゃを置いて五感をたっぷり使って遊べるように工夫しています。
明るく、木の温もりに包まれたお部屋。
わらべうた
「いないいないばー」をするとにっこり笑います。
たくさん語りかけたり、歌をうたったりすると、「あー」「うー」と声をだして喜んでくれます。
音の鳴るおもちゃ
ペットボトルジャラで遊んでいます。
ガラガラとビーズの音が気になり動かしています。
中のビーズが水にゆられているのをじっと見ています。
寝返り
5~6か月頃、顔を横向きにし腰から肩へと寝返りします。
グライダーポーズ
6~7か月頃両手足を上にあげるポーズをとっていることが見られます。
グライダーポーズと言って、背筋を強化し、見る聞くの活動がこのポーズを獲得するきっかけとなります。
ピポットターン
おもちゃを取ろうと、お腹を軸にして手で円を描いています。(ピポットターン)
このポーズは発達段階でとても大切なんです。(6~7か月頃)
空間の知覚
入ったり出たりして遊びます。
入ると狭い、出ると広いなど空間の認知をしていきます。
ボタンを取る
りんごを木から取りはずしたり、くっつけたりして遊んでいます。
ボタンで取りはずしをするので、遊びながらボタンかけの練習をしてます。(手先を使う遊び)
引っ張る
この頃は引っ張りだすのが大好き。
「りーちゃん出ておいで」…お部屋のくまちゃんやうさぎちゃん達は一人一人ちゃんと名前がついています。
お人形さん達も人格がありお部屋の一員として愛されています。
布を引っ張る
ミルク缶の中から出てくる出てくるきれいな布。
どこまで続いているのかな?布をつかみだしながら手先を使っています。
落とす
上からお手玉を入れてみると、スルスルっと下に落ちてきました。
あれっ不思議!
こうやって上から入れたら下に落ちていくという物事の因果関係を学んでいきます。
入れたり出したり
お手玉、チェーンリング何でも入れたり出したりして遊びます。(目と手の協応)
細長い器に入れる口の小さいところへ両手でチェーンを調整しながら入れています。